☆彡やわらかな銃弾

前にもここに書いたかもしれませんが、
この時期になると思い出すこと

それは2年前の2月15日に
夕方、後ろ側の通路を歩いた時に

ちょうどハクショウとすれ違うことになりました。

いつもと違う場所で、
知り合いにたまたま出会ったとき
3つのパターンがあると思うのです。

1. 知らない顔をして通り過ぎる
2. 歩いたまま簡単な合図か挨拶をして、通り過ぎる
3. しばらく立ち止まり話す

私の場合、昭和生まれなので1はありません。失礼にあたります。だから、2が標準かな。ただ、若い世代の人は、逆に鬱陶しいと思うのかもしれません。大変すいません。

で、この時のハクショウは、
なんと足をとめて、しばらく話をしてくれたんですね。
本当にありがとう!

ハクショウと、店の外で話をする機会は、すくないので
とても嬉しかったです。

「今日は、ここであなたにお会いできたので、このままお店の方には行かずに帰ろうかな」

と言ったらそのご返事が、

「そうですね」

もう忘れたかもしれないですが、
私はこの、「そうですね」に今も胸を撃たれています。

おそらく、私の一生涯でいろいろな人から受け取った言葉の中で
一番価値のある言葉のように思っています。

いつもだと、もっと緊張して、それが互いの心の波を伝わって壁を感じるようになってしまうのですが、
あの時は、不思議と自然なままで近づいてゆけたのです。

ただ、冷静に考えれば
あの場所は、すでにお店に向かうコースから反れていたんですけどね。

要は、ハクショウに会えてうれしいということなんですが
それだと告白しているみたいにも聞こえ
きっと嫌だろうなと思って、とっさに先の言葉になりました。

あなたには、そういった説明を何もしていないのに
「そうですね」
とさりげなく共感してくれたことが、何よりも嬉しかったのです。

賢いというか、それでいてやわらかく伝えられる
そんな人柄を素敵だと思っています。